今年は2023年ということで、2011年3月11日に発生した東日本大震災から12年が経過しました。
干支が一回りしたということで、当時幼稚園年長だった子どもも今春大学生になります。時が経つのは早いものだと感じますが、とは言え未だに多くの住民が帰還できないでいる地域が存在している、という事実は忘れるべきではないとも思います。
避難指示区域の解除後の居住人口は事故前の約18%程度ですし、未だに大部分の町域が未解除の双葉町に至っては0.8%程度という状況が続いているようです。
https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/feature/20230307-OYT1T50025/
12年も経過すると、当然避難先で相当の生活基盤が出来上がっているでしょうから(逆にそうでなければ困ります)、中々すぐに前面的に帰還するということは、正直難しいであろうと思います。
少しずつ、少しずつ、無理せずに進んでいければよいのではないかと思います。