現在、いわゆる休眠担保権の抹消登記の依頼をいただいており、そちらに悪戦苦闘中です。
何に悪戦苦闘かって、いくら供託(国にお金を預ける手続のこと)すればよいかの計算です。
休眠担保を抹消するには、元本と利息と損害金、すべてを供託する必要があります。
一応、法務省のほうでこれを計算するソフトを用意してあるのですが、正直これが使えない!
昔の抵当権だと、弁済期が数度にわたる、いわゆる分割弁済が多いのです。
明治30年12月から明治35年12月まで毎年12月20日に金5円~とか、そんな感じの定め方です。
で、これを法務省のソフトで入力しようとすると・・・。
「開始弁済期より一年以内の日付を入力してください」
と出てしまいます。
つまり、弁済期が1年以上にわたる分割弁済には使えないのです・・・。
・・・使えない、ホンっとに使えない(涙)
早急な改善を求めます!
あ、今のオンライン登記・供託用の総合ソフトは非常に使いやすいですよ。
一応フォローしておきますね。