登記官、それは法務局に勤務する事務官のうち法務局長から指定を受けた方のこと。
私たちが申請した登記について、登記を最終的に決定する権限がある方です。
先日、久しぶりに職権更正をお願いしました。
職権更正とは、申請が間違いなくされたにも拘らず、誤った登記をしてしまったときに、申請によらずに登記官の職権で正しい登記に書き換える(更正)することです。
勿論そんなことはないに越したことはないのですが、登記官も人の子、間違うことだってもちろんあります。
司法書士が申請を間違ったときには、逆に補正という形で間違いを正します。
お互い人間同士ですので、こうやってお互いを補いあって、より良い登記制度を築いていければいいな、と思います。