福島県いわき市の市民を対象に避難者に対する意識調査がなされたそうです。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140708_63009.html

 

以下引用

福島第1原発事故で約2万4000人の避難者を受け入れている福島県いわき市の市民を対象に、いわき明星大(同市)人文学部現代社会学科が実施した意識調査の結果、72.2%が避難者に対し「生活の見通しがつかず大変だ」と感じている半面、「たくさんお金(賠償金)をもらい、うらやましい」との回答も64.7%に上った。いわき市内では宅地不足や医療機関の混雑などが顕在化しており、市民の複雑な感情が浮き彫りになった。

引用ここまで

うーん、そもそもこういう調査自体どうなのか、という疑問もないわけではないのですが・・・。

それでも、みんなが何となーく感じていたことを改めて数字にして冷静に分析する、という意義はあるのかもしれません。

調査を行ったいわき明星大の高木竜輔准教授(地域社会学)がおっしゃる通り、本来は国や東京電力に向けられるべき不満の矛先が避難者に向いてしまっている、と感じてしまいます。

それでも、いわき市民は避難者の気持ちを理解することが必要だ、と70%超の人々が思っている、というのは救いですね。