さて、本日こんな報道が出ました。
(引用ここから)
「耕作放棄地の課税1.8倍に 移転促し農地集約 農水・総務省が検討」
耕作放棄地の固定資産税を1.8倍に引き上げ、税負担を重くする検討に入った。税金の安さから放棄地のままで所有する持ち主が多く、やる気のある農家に農地が渡らない現状を改善する。
(引用ここまで)
うーん、農地の固定資産税の税額なんて、そんなに大きくないのですよね。
それを1.8倍にしてもそんなに効果はないような気がします。
例えば、税負担が5000円から9000円になったからといって、じゃあ売却、という流れになるかというと疑問です・・・。
個人的感想ですが、むしろ、耕作放棄地は皆手放したがっていると感じます。
しかし農地法の縛りやそもそもの立地による流通性の問題で売るに売れないのです。
いや、「売る」というのは語弊があるかも。
「タダでいいから誰かもらってくれないかね」という人も多いですから。
税金の問題も大切ですが、むしろその辺の農地の流通のところを改善していただきたいところです。
TPPの絡みもあるし、早急に対応する必要があると思いますね。