さて、毎月数回は(電話を含めて)相談会の担当になっています。
司法書士=登記、というイメージが強いからでしょうか、やはり裁判事務よりも登記の相談が多いです。
特に相続についての相談と言うのは、常にありますね。
相続と言うのは一般の方にとっては一番身近な法律問題なのかと思います。
で、「相続」の相談ですが、最近はちょっと以前とは異なる傾向があります。
最近多いのは「これから自分が亡くなったときに発生する相続」についての相談です。
以前は現に発生している相続についての相談がほとんどでしたが、最近は半分くらいは将来的な相続についての相談です。
となると、
基本的には「遺言」、特に「公正証書遺言」の手続きの説明。
「遺留分」の解説。
一人暮らしの場合には「任意後見」や「成年後見」も。
さらに「死後事務」についても話が及んだり・・・。
なかなか相談時間に収まらない話になってしまったりします。
遺言は最後のメッセージです。
遺された方にとっては相続に関するひとつの指針となりますので、是非用意しておいていただきたいですね。